近年、軽井沢や山中湖など避暑地では、セカンドハウス向けの中古物件相場が取得しやすい価格で推移しており、団塊世代で退職された方々のみならず、アウトドア志向の高い若年層からも注目が集まっています。当社では、外装から内装まで対応する幅広い施工ノウハウを生かし、こうしたセカンドハウス物件のフルリフォームにも対応しています。
今回ご紹介する事例は、大田区在住の30代のご夫婦がセカンドハウスとして購入された、山中湖に立地する瀟洒な土地付きのコテージのフルリフォームの意匠設計と施工管理です。
外装のリフォーム
白を基調としてた外観も、経年劣化が激しく、特有のヤレ感が漂っていましたが、ダークブラウンを基調に再塗装を施しました。また、この建物の特徴である大きな屋根や窓枠(ケーシング)、軒裏をホワイトで塗り分けるなど、事前にCGにてお客様とカラーリングの相談をさせていただきながら、外装のリニューアルを進めた結果、フレッシュでモダンなログハウスに生まれ変わりました。
新たに導入した棟換気は、小屋裏にこもりやすい熱気や湿気を効率よく換気することができ、快適性や耐久性も高まります。屋根裏の結露や、カビの発生も抑えられ、住まいをより長持ちさせることができるようになり、今後、長期間にわたってお使いいただける形で建物全体をリフレッシュしています。
内装と水まわりリフォーム
居住空間のリフォームも抜本的に行いました。当初設置されていた洗面台やトイレなどは一昔前のものでしたが、こちらも直近のモデルに入れ替えることで、都内で暮らしている時と同じような機能性・快適性を実現しています。また、化粧鏡はIKEAのものを使用しています。カントリースタイルの内装に合致するテイストのもので、こうした自由度の高い商品選択と施工を行える点も当社の特徴です。写真ではわかりにくいですが、最新式INAX製のトイレ(サティス)・洗面台のフローリングも新しいものに張り替えています。
寝室のリフォーム
リビング奥にあった寝室は、床の高さを上げ小上がりとし、琉球畳を市松模様に敷く形としました。またそれに合わせて壁面の白い収納クローゼットが開かなくなってしまうので高さを上げています。こうした作り付けの建具の活用など、物件のもとからの「良さ」を生かしながら、より快適で使いやすい居室空間を再構築することが、リフォーム物件の醍醐味でもあります。
なお、このセカンドハウスのリフォーム物件は現在進行形の形で進んでおり、暖炉の設置や、薪割りなどオーナー様も楽しまれながら、少しずつコツコツと充実を図られています。このように、新たなセカンドハウス物件の取得を検討されているお客様や、すでにセカンドハウスをお持ちで、修繕や老朽化のリフレッシュについてお考えのお客様はぜひ、当社にご相談いただければと存じます。
【現場住所:山梨県・山中湖/大田区在住のオーナー様】